補聴器外来

補聴器外来とは

耳の聞こえの検査を行い、日常生活の不便を解消する補聴器についての相談、アドバイス、補聴器適合検査を行っております。
補聴器の購入をご希望の方もご相談くださいませ。

難聴について

難聴には中耳炎や急性期の突発性難聴のように治療により改善が期待できる難聴と、加齢性難聴に代表される、治療が困難な難聴があります。また、医学的には手術により治療が可能な患者さんの中にも、様々な理由で手術を希望されない患者さんもおられます。
そのような、治療が困難な患者さんには、補聴器をお勧めしております。

難聴と抑うつ、認知症

難聴による弊害は数多ありますが、中でも深刻なことの一つに会話を楽しめない、ということがあります。“人生の最上の楽しみはおしゃべりにある”とアメリカの詩人、エマーソンは言っています。会話によって伝達される情報内容が重要であることは当然ですが、人と人との間に交わされるおしゃべりという行為自体がとても大切です。家族や親しい友人との、心を開いた会話は、傷付いた心を真に癒してくれます。また聴覚刺激は、脳を活性化することも分かってきており、難聴は、抑うつや認知症と関連があることが指摘されております。最新の研究によれば、認知症のリスク要因のなかで、最も大きな影響を与えるのが、難聴であることが示されました。言い換えれば、聴力を改善する補聴器の装用で認知症の発症や進行を遅らせることができる可能性が示されたことになります。当院の補聴器外来では、補聴器装用の開始前、及び補聴器を装用して聴覚のリハビリテーションを行った後に、ご希望の方を対象に、記憶障害の検査を行い、患者さんの記憶障害の有無・程度を正しく評価することも行っております。

難聴と補聴器

補聴器は眼鏡とは異なり、全ての人に十分な効果がある訳ではありませんし、限界もあります。
補聴器を付ければ、若く健康であった時のような聴力が必ずしも手に入る訳ではありませんが、正しく選択・調整された補聴器を装用し、適切に補聴訓練を受ければ、聴覚の恢復にとても有効な手段となり得ます。現在お持ちの補聴器もメーカーや機種により調整が可能な場合もありますので、お気軽にご相談下さればと思っております。